伝説の系譜 ヴァルキリーのアプリ
VALKYRIE 戦乙女とは北欧神話の神の使者、天使的なのを表します。
もちろん、多くのゲームやら物語の題材になっているわけです。
日本が放っとくわけないこの素材ですが、スーファミ世代の30代前半筆者にとって、それは特別な言葉です。
「VALKYRIE PROFAILE」は、プレイステーションをハードにリリースされた伝説的なゲームです。
語り継がれる美しいグラフィックと、狂人が作ったのかと目を疑うアクションの細かさが今も鮮明に思い出されます。
もちろんシステムの斬新さ、バトルの面白さは当時のゲームの中でもはっきりと輝いていました。
そのシリーズ最新作が今回紹介のアプリ、「VALKYRIE ANATOMIA」です。
ストーリーは原作をなぞっています。
ものすごく重たいんですが、ファンタジー全開でたまらない雰囲気を作ります。
選択肢を選ぶというRPGの戦闘を完全に過去に追いやった、あの楽しさも当然取り入れています。
編成したキャラの配置、動き出すタイミングで気持ちよくつながるコンボ、語り尽くせぬあの快感を再現します。
前置きに1万文字使えるシリーズの新作、レビューしていきます。
主人公はヴァルキリー。戦争に使えそうな魂をリクルートします
ラグナロクとは、もともと北欧神話における神様同士の最終戦争です。
厳密には違いますが、どっちの勢力も人外なので神さまで一括りでいいです。
そんなラグナロクのちょい前からストーリーは始まります。
主神として名高いオーディンですが、負けて住処を追いやられます。
やり返すための戦力を集めるリクルーターとして、封印されていたバルキリーに声を掛けることになります。
元になった神話でも、戦士を天界に誘う使者として戦場に現れるとされているバルキリーです。
このゲームでは戦場と言わず、良さそうなのが死にそうな場所を妖怪アンテナみたいな能力で察知して、さっそうと駆けつけるのです。
ストーリーの軸はそんなところですが、死んでバルキリーの戦士になるキャラクタのエピソードがとにかく素晴らしい。
感情移入するなと言われても困ります。
メインの行動はダンジョンの探索です。
実はリクルート以外にも天界で作られた武器とか宝が人界に散らばってて、それを回収する任務も仰せつかってます。
敵がうろついていますが、接触すると戦闘の開始です。
色で強敵具合が示唆されます。
やばいやつからは逃げましょう。
ドラゴンゾンビとか何人のトラウマか知れません。
APを消費して晶石を飛ばせば、敵を氷の塊にできます。
これを利用して高いところに登ったりとか、昔は有りました。
バトルです。これぞゲームのバトルです。
楽しすぎます。
タップしたアイコンのキャラクターが動きます。
タイミングよく適切なキャラクターをアクションさせれば、所謂お手玉状態でコンボが繋がります。
アクションの内容を掴まなければ速攻で落としてしまいます。
そしてある程度コンボを繋げないと大きなダメージは期待できません。
このアプリでは武器に備わったスキルも大きな意味を持っています。
きちんと効果を把握して、活用することを考えなければ、高難易度のクリアは困難でしょう。
プロファイルの頃からゴリ押しの効かないゲームでしたからね。
攻撃をヒットしていると次第にゲージが貯まります。
もちろんコンボをつなげるほど効率よく回収できます。
ゲージを使用すれば、ピュリファイアタックというキャラ固有の技を繰り出します。
このアタックをうまくつなげて行くことが、最も大きなダメージソースです。
ガチャでは武器が排出されますが、関連深い武器を手にした場合は、キャラクタもゲットできます。
要は回さない訳にはいかないという仕組みです。
感想 感無量です
筆者、弓のレナスで難しいところを拾うのが大好きでした。
あえて際どい構成でギリギリを拾い続け、かつダメージを伸ばしてゲージも回収とか、このアプリでも狙ってみたいものです。
まったく腕がなる!
素晴らしいできのアプリです。
是非プレイしてください!